2011年06月03日 00:17
Windows 7ようやく普及してきたところではありますが、ついに今日「Windows 8」(コードネーム)のデモが公開されました。
Windows 8の一番の特徴は、システムとUIの両面で、デスクトップやノートに限らず、タブレットへの対応が強化された点です。
システムでは、Windows 7までは対応してこなかった、ARMプロセッサ(組込製品などに使われるプロセッサ)に対応し、現在普及しているようなタブレット端末と同等のスペックでも使うことができます。
UIでは、タブレットなどをはじめとするタッチでの操作への対応が強化され、新しいUIとして、Windows Phone 7やZune HDでおなじみの「Metro UI」が採用されました。(トップ画像)
Metro UIは、タッチでの操作が行いやすいのはもちろん、画面の広さを活かした「ライブタイル(Live Tile)」では、タイル内に各アプリの情報がリアルタイムで表示されるようになっています。
半分デスクトップガジェットみたいなものですねw
Windows 8に搭載されるMetro UIでは、UI上でマルチタスクが可能になっています。
アプリケーションを複数起動できるのはもちろん、スワイプで簡単にタスクを切り替えることが可能。
ちなみに今回は、アプリストアが標準で搭載されています。
そのアプリケーションですが、今回は2種類に分けられ、一つは従来のWindowsと同じ、ウィンドウで開くアプリで、もう一つは、タッチ操作対応でフルスクリーンが前提とされる新しいアプリ。
従来同様のウィンドウタイプのアプリは、キーボードとマウスのみならず、タッチでの操作が可能ですし、新しいフルスクリーンアプリはタッチだけでなくキーボード・マウスでの操作も可能となっています。
フルスクリーンのアプリでは、アプリ・タスクの切り替えがいちいち面倒だし、複数同時に操作できないと不便だと思うところです。
しかし、今回は新UI「Snap」を搭載し、タスクの切り替えに使うスワイプを途中で止め、"スナップ"することによって、フルスクリーンアプリが適当なサイズに変わり、サイドバーのように表示され、他の起動中のアプリと同時に操作することができます。
このタッチ操作向けのUIは、アスペクト比16:9で、1366x768以上の画面が推奨され、要求とされる1024x768よりも小さい解像度のディスプレイではWindows 7のクラシック表示が適応されます。
ちなみにもちろんWindows 7のデスクトップのようなクラシックUIもサポートされ、Metro UIと同時に動作し、一瞬で切り替えが可能。
クラシックUIも、エクスプローラがタブ化されるなど地味に進化を遂げていますw
今日行われた発表では、以前から噂されていたLive USB作成機能「Portable Workspace」等は公開されませんでしたが、もうすでに開発は最終段階に入っているとかいないとか。
発売日に関する情報もいろいろとありますが、MSのCEOが発言した通り、来年2012年に発売されることはほぼ間違いないでしょうね。
そういえば、ちなみに今回新たなアプリとして登場するフルスクリーン前提のアプリは、HTML5とJavaScriptがベースだそうな。
これによってアプリの開発も非常に簡単になってきますね。
このさいもう少しHTML5とJS勉強しようかな。
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