2011年04月26日 00:00

ついに日本語版も正式リリースです。
震災でリリースが延期されていた、Windows Internet Explorer 9 の日本語版が本日午前0時にリリースされました。
待ちに待ったリリースとなりますw
今回のIE9は、居間までのIEの「IEは糞重い」というイメージを完全に払拭するものとなっています。
詳しいことは、他のサイトでも十分書いているので、素人的に直感でレビューしてみましょうかw

まずは、見た目!
IE8までは、ツールバーなどいろいろ入れなくても、デフォルトでかなり分厚い印象があったウィンドウの上部ですが、非常にすっきりしました。
検索ボックスと、アドレスバーを一体化した上に、タブの左に持ってきたおかげで、IE8と比べると1/3程に薄くなっています。
IE9が出るまで一番薄いと思っていた、Google Chromeよりも薄くなってますw


右:Google Chrome 左:IE9
今回のIE9は、新JavaScriptエンジンChakraを搭載したり、マルチコアやGPUにも対応したことで、かなりの高速化を図っている他、軽量化にも非常に力を注がれていることが目に見えてよく分かります。
ちなみに、この「新しいタブ」ページですが、使用頻度の高い順にサイトのサムネイルが並んだりします。
移動はできませんが、削除とかできる点では、Chromeの新しいタブに似ています。

IE8などから乗り換える方は、ほとんど必ずと言っていいほど目にするであろう、このページ通知。
あ、因みに通知バーは、居間まで上部に表示されていましたが、ブラウジングの邪魔にならないよう下部に表示されるようになりました。
で、この「アドオンを無効にすることで、閲覧の速度を上げます。」という通知。
これは、アドオンやプラグインの影響で移動にある程度の遅延があると表示されるもので、デフォルトだと0.20秒以上の遅延があると表示されます。
「アドオンの選択」をクリックすると、次の画面が表示されます。

ここで、アドオンを無効にすると、その分だけ素早い移動が可能となります。
自分は、主にサブブラウザとして、急ぎの用のサクサク行きたい際に使おうと思うので、躊躇なく無効にしましたw
するとびっくり。めちゃくちゃ軽快なんですね。
この他に新機能として、サイトの固定があります。
使って見ましたが、タブをタスクバーにドラッグすると、タスクバーにサイトへのリンクを固定できるみたいです。
因みに、タブは今まで通り、関連付けのあるタブは色分けされて見分けることができるほか、Google Chromeのような操作感でタブをいじる事ができます。
また、今回は、他の主要ブラウザのような、ダウンロードマネージャーが搭載されました。
なんとなくJavaScriptのベンチマークを取ってみたんですが、タイム的に言うと、
IE9<<Opera11<<Chrome11β<<<Firefox4<Safari5
といった感じでした。(「<」の数ほど差が大)
因みに、Web標準にブラウザがどの程度従っているかを調べることができる、acid3でテストを行ったところ、
Chrome11β=Opera11=Safari5>Firefox4>IE9
でした(因みにChrome・Opera・Safariは満点)が、それでもIE9は97/100。
もう性能的には、他の主要ブラウザと負けず劣りませんw
また、技術仕様的に言うと、HTML5やCSS3への対応が強化されました。
総じて見るとやっと他の主力ブラウザと足並みを揃えることができたという感じでしょうかw
以上直感レビューでした。
Internet Explorer 9 の新機能 - Microsoft Windows
Internet Explorer のダウンロード - Microsoft Windows
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