大量ファイル転送、FTPサーバーを簡単に構築「Quick'n Easy FTP Server」

2009年07月30日 21:37

先日の記事の通り、今日は、FTPサーバーを簡単に構築できるソフトを使った、FTPサーバーの立て方を紹介します。


今日つかうソフトは、タイトルにある、「Quick'n Easy FTP Server」の「Lite」版です。

「Quick'n Easy FTP Server」はシェアウェアなので、完全版の「Professional」版を使用するには、代金を払わないといけませんが、無料の「Lite」版でもさほど問題ないので、今回は、Lite版を使用して説明したいと思います。


このソフトは、専門的な知識がなくても、セットアップウィザードや、アカウントウィザードを使えば、簡単に設定を行うことができるほか、英語版のものの、わかりやすいメニューとアイコンで、操作しやすくなっています。(日本語パッチは以前2つほどのサイトで配布されていたようですが、現在はそのどちらとも閉鎖されていて、現在日本語化はできません。)


えーと、今回も画像を交えて説明しますので、参考になればと。


今回も以下の環境で説明します。

OS:Windows Vista Ultimate SP1 32bit
接続ルート:インターネット-ゲートウェイ-PR-200NE(ルーター)-PC

↓続きを
はじめに

FTPサーバーとは
FTPサーバーとは
FTPサーバーとは、FTP(のちほど説明)を使った、ファイルの送受信を行うためのサーバーです。
大量のファイルを転送する際によく使われます。
ファイルのアップロードと、ダウンロードは、FTPクライアントが必要となりますが、これをウェブブラウザで行える場合も多いです。

FTPとは
FTPとは、ファイル転送プロトコル(File Transfer Protocol)の略で、ファイル転送をおこなうための通信プロトコル(通信手順・規約)です。

準備

ポート転送設定(ポート開放)をする
今回も、メールサーバーのときと同様に、ポート開放が必要です。

今度は、メールサーバーで説明したとおりに、ポート20と21を開けてください。

※メールサーバーで説明したときの、手順5では、「変換対象ポート」(下の画像の「25」と入力してある部分)を、20-21と指定してください。
クリックで拡大します。

※20・21ポートは、不正アクセスをできるだけ防ぐために、ファイル転送を行う時以外は閉めるようにしてください。(エントリ番号のチェックをはずし、設定・保存をクリックすれば閉じれます。)

ソフトのインストール・設定

1.ソフトのインストール
ソフトのダウンロード
まず、ソフトをダウンロードします。
Quick ‘n Easy FTP Server Lite

ソフトのインストール
ダウンロードしたZIP圧縮ファイルを解凍すれば、起動できるようになります。
使いやすくするには、「C:\Program Files」に解凍し、ftpserver.exeのショートカットを「
s\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs」に置くと、いいです。

2.ソフトの設定
ソフトの初期設定
ソフトの初めに行う設定の説明をします。
  1. 「ftpserver.exe」を起動

  2. 「Launch FTP Setup Wizard」をクリックし、はじめに出てくる画面と、その次の画面で、なにも変更せずに「次へ」をクリック
    クリックで拡大します。

  3. ルーターを通してパソコンをインターネットに接続していて、ポート開放が済んでいる場合は下の「Yes~~~」を、ルーターを通さずにインターネットに接続している場合は、「No~~~」を選択して、次へをクリック
    クリックで拡大します。

  4. 手順3で「No~~~」を選択した場合は、手順5へ
    「Yes~~~」を選択した場合は、次に出てくる画面で、「Get my IP Address from a remote server.」を選択し、ポート開放ができていることを確認して、「次へ」をクリック
    (ここでは、IPアドレスを自分で指定することもできますが、あまりよくわからない場合は、そのままで結構です。)
    クリックで拡大します。

  5. 初期設定は、以上で終わりです。「Start User Account Wizzard」にチェックを入れて「完了」をクリックするとそのまま、アカウント設定に移ります。
    クリックで拡大します。

ユーザーアカウントの設定
FTPサーバーを利用するには、アカウントの作成・設定が必要です。

ソフトの初期設定の最後で、「Start User Account Wizard」にチェックを入れなかった場合、または、ユーザーアカウントを追加する場合は、Homeで「Launch User Account Wizard」をクリックしてください。
クリックで拡大します。

  1. Account Nameに、自分で決めたアカウント名(例ではtest)を入力し、「次へ」をクリック
    クリックで拡大します。

  2. Passwordに自分で決めたパスワードを入力して、Confirm Passwordにパスワードを再入力し、「次へ」をクリック
    クリックで拡大します。

  3. ホームディレクトリを設定します。「Browse」で指定したフォルダが、ファイルを送受信するフォルダになります。相手にあげたくないファイルが含まれるフォルダは指定しないようにしましょう。(できれば、新しく専用のフォルダを作るのがいいでしょう。)
    指定したら「次へ」をクリック
    クリックで拡大します。

  4. そのアカウントに許可する項目にチェックを入れ、「次へ」をクリック
    クリックで拡大します。

  5. 以上でユーザーアカウントの作成は終わりです。「完了」をクリックしてください。

サーバーの起動
「Start」をクリックしてください。(使い終わったら、Stopをクリックして、停止させましょう。)
クリックで拡大します。

以上で、設定は終わり、つまり、サーバーを構築できたことになります。次は、クライアントを設定して、ファイルを送受信してみましょう。

FTPクライアントの設定
「はじめに」で説明したとおり、ファイルの送受信には「FTPクライアント」なるものが必要となります。

今回は、FTPクライアントとしてとても有名な、「FFFTP」を使って説明したいと思います。

  1. 作者様ページで、ソフトをダウンロード

  2. インストーラを起動して、手順に沿い、インストール

  3. インストールが完了したら、ソフトを起動

  4. 起動すると、ホスト一覧が出てくるので、「新規ホスト」をクリック

  5. ホストの設定名はわかりやすい名前を、ユーザー名とパスワードには、ユーザーアカウントの設定で設定したものを入力。ホスト名には、FTPサーバーを設置したパソコンのグローバルIP、または、ドメイン名を入力。(もし、サーバーを設置したパソコンと同じパソコン、同じルーターで接続しているパソコン(≒ローカルエリア・ネットワーク内のパソコン)で接続する場合は、ローカルIPを入力してください。)
    入力したら、「次へ」をクリック

  6. 手順4の画面に戻るので、手順5でつくったホスト設定名を選択し、「接続」をクリック

  7. 接続ができたら、右側のスペースに何かファイルをドラッグ&ドロップしてみましょう。アップロードできれば、テストは成功です。

どうだったでしょうか。この前のメールサーバーの時よりは簡単だったと思います。

Skypeなどで、ファイルを転送しても、大きいファイルはえらい時間がかかりますよね。
そういうときは、ぜひ、やってみるといいとおもいます。


コメント

  1. kaworu__ | URL | Ft6N4gRI

    でも複数ファイルの時は一気に送れるskypeの方がよかったんじゃないかと気づいたのが
    ちょうど最後のファイルのときでしたww

  2. 千葉サン | URL | XZ039GEA

    Re: kaworu__

    複数はな。
    でもSkypeは複数同時に送る分、一つ一つの速さは(ry

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