誰でも簡単メールサーバー開設「Kix E-Mail Server Set」

2009年07月28日 21:38

今日は先日書いた、メールサーバーを作ってみたの記事で使ったソフトを紹介したいとおもいます。

「Kix E-Mail Server Set」

もちろん、フリーソフトです。

「Kix E-Mail Server Set」は、「Set」とあるように、小規模運用に適した、メールサーバーソフトのセットです。送信用プログラム(KixDs)、受信用プログラム(KixRs)、受信したメールをメールクライアント(メーラー)に渡すためのプログラム(KixPOP3)、設定用プログラム(KixCtl)が入っていて、KixCrlを使用して設定すれば、特に専門的な知識がなくても、簡単にメールサーバーを設置することができます。

使い方は、とても簡単なものの、詳しく書いているところは作者様サイトぐらいしかないので、初心者の方でもわかりやすいように、ドメイン取得や、ポート開放に重点を置き、画像を交えて説明したいと思います。

知識がなくても、自分のドメインでメールをやりとりしたーいという方に少しでも役立てればとおもいます。


今回は以下の環境で説明します。

OS:Windows Vista Ultimate SP1 32bit
接続ルート:インターネット-ゲートウェイ-PR-200NE(ルーター)-PC


続きを↓
準備

1.ドメイン名を取る
ドメイン名とは
メールにおけるドメイン名とは、「123456@abc.net」を例にすると、@より後ろにある、「abc.net」のことです。
ドメイン名は、いわばインターネット上の住所のようなもので、IPアドレス(***.***.***.***)(*は数字)と同じ意味を持っています。ドメインは、IPアドレスのニックネームのようなもので、DNSサーバーというサーバーを通して運用されています。
mailserver1.jpg
ドメイン名を取得する
ドメイン名を取得するには、自分でDNSサーバーを運用したりする方法もありますが、無難に有料サービスや無料サービスを利用下方がいいですね。
ふつうは、有料・無料では、取得できるドメインの階層が違います。
↓×が自由の任意文字列、●が選択可
有料サービスでとれるドメイン名:×××.●●●(●●●は.com .net .jpなど)
無料サービスでとれるドメイン名:×××.●●●.●●●(●●●.●●●は、サービスにもよる)
無料だと、このようにドメイン名が少し長くなりますが、●●●の文字が少ないサービスを選べば、特に問題ないでしょう。


今回は無料サービス「家サーバー・プロジェクト」を使用する際の説明したいと思います。

  1. 家サーバー・プロジェクト」にアクセス

  2. サイドメニューの新規ユーザー登録をクリック

  3. 利用規約をよく読んだ上で、2つある利用規約並びに~~利用を申し込むのどちらかをクリック
    クリックすると拡大します。

  4. 必要事項を入力し、登録をクリック
    (ここでは例として、Ultimate.orz.hmのドメイン名を取ります。なぜがログインの時に大文字を認証してくれないので、今回、画像では「ultiamte」で説明します。)
    クリックすると拡大します。

  5. 次の画面でログインをクリックし、その次に出てくる画面で、4で入力したユーザー名、パスワードを入力し、4で選んだドメイン名を選択してログインをクリック

  6. 次の画面で、下の画像の矢印で指してある、「ドメイン名~~のIPアドレスを~~に更新」の隣にある「実行」をクリック
    クリックすると拡大します。
これでドメイン名が取得できました。
方法は、各サービスによって違うので、各サイトの説明をよく見て取得してください。

2.ポート転送設定(ポート開放)をする
ポート転送設定(ポート開放)とは
ルーターを通して機器を接続する場合、ルーターにはグローバルIP、そのルーターにつないでいる機器にはローカルIPの二種類が自動的に割り当てられています。グローバルIPは、インターネットに直接つながっていますが、ローカルIPは、自宅のLANの中でしか、つながりません。たとえるなら、グローバルIPは外線電話、ローカルIPは内線電話です。
ローカルIPが割り当てられた、パソコンなどは、自分ではインターネットに接続することはできませんが、グローバルIP(ルーター)を通して、インターネットから情報を得ることができるわけです。

ポート転送設定(以下ポート開放)はその逆、つまり、接続を要求された場合、どの機器に接続するか、通り道を作ることです。接続の要求は、インターネット≒自宅LANの外から来るわけですから、ルーターを通すので、直接パソコンには届きません。一度、グローバルIP(ルーター)で要求を受け取ってから、ルーターがその要求を、設定されたローカルIPの機器まで届けて、初めて接続ができるようになります。ポートには、それぞれ役割があり、要求されたポートに対して、接続するローカルIPを設定することを、ポート開放(正しくはポート転送設定)といいます。

ポート開放は、自己責任ですが、外部からの不正アクセスを許してしまうこともありますので、セキュリティーなどをしっかり整えておくことをお勧めします。

※ルーターを通さず、直接機器を接続している場合は、ポート開放をする必要はありません。

ポート転送設定(ポート開放)を行う
ポート開放は、ルーターによって設定方法や、呼び方などが異なります。今回は、NTTのPR-200NEで説明しますが、その他のルーターについてはこちらのサイト様に詳しく載っているのでそちらを参考にやってみてください。ポートは、メールサーバーでは25と110を開けます。


NTT PR-200NE ファームウェアバージョン6.38
の場合。

  1. http://192.168.1.1/」または「http://ntt.setup/」にアクセス

  2. ログイン画面が表示されるので以下のように入力してログイン
    ユーザー名:user
    パスワード:何か入力されているときはそのままで、何も入力されていない場合は初期設定をした時に設定したパスワードを入力
    mailserver5.jpg

    ※もし、インターネットを最初に接続する際、業者がルーターの設定まで行って、パスワードを知らない場合は、次のパスワードを順に試してみてください。
    • 「user」
    • 「password」
    • 「0000」
    • 「admin」
    • 「administrator」
    • 「ntt」
    • 「root」
    • 「east」(関東圏)
    • 「west」(関西圏)

  3. mailserver6.jpg左横にある「詳細設定」のプルダウンメニューの「静的マスカレー度設定」をクリック

  4. NATエントリの何も設定されていないものの「編集」をクリック
    クリックで拡大します。
    ※エントリ番号は01から50までありますが、通常はエントリ番号01から埋めていきます。

  5. 変換対象ポートに「25」、宛先アドレスにメールサーバーを設置する機器のローカルIPを入力します。変換対象プロトコルは、変更する必要はありません。
    クリックで拡大します。
    ※メールサーバーを作るパソコンのIPアドレスがわからない方は、そのパソコンで、スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>コマンドプロンプトで、コマンドプロンプトを起動し、ipconfigと入力してください。下の画像の赤枠内二重下線部が、ローカルIPになります。
    クリックで拡大します。

    入力が終わったら、「設定」をクリックしたあと、「前のページへ戻る」をクリックしてください。

  6. 下の画面に戻ったら、今度は、また別ななにも設定されていないものの「編集」をクリックし、変換対象ポートを110に指定して手順5と同じように設定してください。
    クリックで拡大します。

  7. また、下の画面に戻り、今度は、エントリ番号の左側にあるチェックボックスにチェックを入れ、表の下のほうにある、「設定」ボタンをクリック、左上にある「保存」をクリックすれば設定完了です。
    クリックで拡大します。

    mailserver12.jpg

    ※必ず「保存」をクリックしてから終了してください。

  8. ポートチェックなどのサイトで、ポートチェックを行ってみてください。
    mailserver13.jpg
    mailserver14.jpg
    ↑このような表示が出ればポート開放はできています。

以上でポート開放の基本的な手順は終わりです。
この手順でできない場合は、セキュリティーの設定やファイアフォールの解除をおこなってください。

ポートを閉じる際は、静的IPマスカレード設定で、エントリのチェックをはずして、設定ボタン→保存ボタンをクリックしてください。

ソフトのインストール・設定

1.「Kix E-Mail Server Set」のインストール
「Kix E-Mail Server Set」のダウンロード
ここからが本番です。準備が結構長かったですねwwでも、ここからはけっこう速いです。がんばりましょうw

まずはダウンロードです。Victerよりダウンロードします。

「Kix E-Mail Server Set」のインストール
ダウンロードファイルは、自己解凍圧縮(インストーラ)になっています。手順に沿って、インストールしてください。

「Kix E-Mail Server Set」の設定
「Kix E-Mail Server Set」の設定については、作者様のページで、とてもわかりやすく説明されています。そちらを参考にしてやってみてください。

作者様のページ 使用法

メールクライアント(メーラー)の設定

ここからは、先ほどの「Kix E-Mail Server Set」の設定が終わったこととして、説明していきます。

KixDs、KixRs、KixPOP3の起動をしたら、さっそくメールアドレスを使ってみましょう。
そのためには、まず、メーラー(メールを送受信するソフト)側の設定を行う必要があります。

そこで、今回は、自分が使っている、Microsoft Office Outlookで説明します。Windows既定のOutlook Explorerでも、設定方法はさほど変わりないと思います。

メーラーの設定(Microsoft Office Outlookの場合)
いきなり手順から入りますw参考にしてみてくださいw

  1. 起動

  2. 上部メニューバー ツール>アカウント設定

  3. 電子メールタブ 「新規」をクリック(下の画像赤枠部)

  4. 次に出てくる画面で、上の「Microsoft~~~HTTP(M)」を選択し、次へをクリック
    クリックで拡大します。

  5. 自動アカウントセットアップ画面が出ますが、下の画像のように、「サーバー設定~~~構成する(M)」にチェックを入れて、次へをクリックする
    クリックで拡大します。

  6. 「インターネット電子メール(I)」を選択、次へ
    クリックで拡大します。

  7. 下のように必要事項を入力、右側の「アカウント設定のテスト」をクリック
    クリックで拡大します。

  8. テストが成功したら、次へをクリックし、次の画面で完了をクリックすると、設定完了です。

メールアドレスが使えるか、テストしてみる
すべての設定が終わったら、自分のWebメールで、つくったアドレスにメールを送ったり、友達に送ってもらったりして、テストしてみましょう。無事届いたら、完成です。


以上で使い方はおわりでーす。すごく長くなりましたが、やってみれば簡単ですw

自分のメールアドレスの@より後ろの文字が気に入らなかったら、自分でメールサーバーを作って、オリジナルのものにしちゃいましょう!w


コメント

  1. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

コメント時の注意
基本的にコメントする際の制限はありませんが、一般常識として使ってはいけないと思われる言葉は、禁句として設定してあります。もし、コメントがうまく投稿できない場合は、そのような文字列が含まれていないか、確認してください。
スパムコメントや、ふさわしくないコメントを見つけた場合は、直ちに削除させていただきます。
URLまたはメールアドレスが入力せれていない非公開コメントには、返事ができませんのでご了承ください。

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://chibasultimateblog.blog43.fc2.com/tb.php/425-261c518e
この記事へのトラックバック

リンク・コメント・ブロとも申請

新着コメント

ブロとも申請
この人とブロともになる