また、東京電力管内では、今回の震災で福島第一原発をはじめとする発電所が被害を受けて電力不足が起こり、計画停電が行われ、東北電力管内でも、計画停電こそ見送られているもののぎりぎりの電力供給が行われています。
1. 余計なUSB機器は抜く当然ですね。当然。
USB機器にはUSBから給電されてるものが多いので、普通にそれだけ消費電力も増えますね。
USB給電じゃないもので、使わない機器は、もちろん電源のコンセントを抜くか、スイッチつきの電源タップならスイッチを切っておきましょう。
まあ、あたりまえなのから細かくあげていきます。(じゃないとボリューム的にあれなのでw
2. 余計なPCパーツは抜くこれは自作機とか、ミニタワー・ミドルタワー型のBTOPCとか、ともかく普通にPC内部をいじれる方向けですね。
いちばん抜きやすい上に効果があるのが、ビデオカード(グラフィックボード)。

まあ、PCIですし、最近のやつでも補助電源抜けばいいだけです。
グラフィックボードはアイドル状態(≒使われていない状態)でも意外と電力食ってます。
だいたい、(アイドル状態で)小さいものだと70W前後で、大きいものだと140W前後になりますので、CPUはずすのと同等かそれ以上の効果があります。(CPUははずしませんがw
下手にディスプレイの電源切ってみたりとかいうよりはかなり節電できます。
節電しようと思ってるのに、わざわざPCゲームとかやる人はいないはずですから、仕事とかで必要なければ抜いてみたらどうでしょうか。
そこまでやる人はそうそういないと思いますがw
3. Windowsの省電力設定まあ、これまた当然といっちゃ当然。
7の場合、コントロールパネル→システムセキュリティ→電源オプションで次のような画面に出ます。

もちろん、ここで用意されているオプションである「省電力」に設定するのもいいですし、より消費電力を抑えたい場合は、「プラン設定の変更」でさらに細かな設定をすることができます。
では、その設定はどうしたらいいの?ということにもなりますが、Microsoftでは震災による計画停電を受け、節電してWindows PCを利用する方法をまとめ、公開しています。
停電に備え、節電して Windows PC を使用する方法
このページでは主に停電時にモバイルPCを長く使うためということで書かれていますが、結局は節電になりますねw
停電時じゃなくてもデスクトップPCでも有効なわけです。
節電量でいうと2のグラボ抜きには敵いませんが、これは簡単なので皆さんにやっていただきたいですw
4. デスクトップを暗く(黒く)する※3のマイクロソフトのページにもディスプレイの輝度を下げるというのがありましたが、それと通ずるところがあります。組み合わせるといいかもしれません。

Windows7のテーマをいじり、壁紙を黒系・ウィンドウの色をグレーかクリアにするだけです。
※ただし、これについては、ディスプレイによりけりです。CRTディスプレイの場合は、これで確実に節電できるようですが、液晶(LCD)ディスプレイではバックライトを抑えるために電力を使うため、効果が出ないものもあるとか。
一般にLCDディスプレイの場合は、TNと呼ばれる駆動方式だと
白いほうがが省電力で、VA・IPSといった駆動方式だと黒が省電力のよう。
TN? VA? IPS? ──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう (1/2)
また、最近では省電力を目的に、バックライトをダイナミックに制御するディスプレイも多いので、その場合は黒のほうが省電力になります。
あるところ(どこだか忘れた)の調べによると、LCDの場合、
消費電力は色に依存しないということが言われているので、どちらかわからない場合はとりあえず黒か、それに近いものにしておくといいでしょう。
5. 自分のサイトを黒くしてみる※みなさんは黒いGoogleを知っているでしょうか?

これは単純に黒ベースのサイトにGoogleカスタム検索がおかれているシンプルなものです。
たしか黒いYahoo!なるものもあったはず。
ともかく、これは4と同じで、発光する量を抑えることで節電するというものですが、CRTモニタの場合、白いサイトと黒いサイトを比べると、モニタでの消費電力がだいたい20%ほど抑えることができます。
画面やウィンドウの大きさによって値は変わりますが、当ブログでは最大3/2の部分の背景が白でできています。
というわけで、すべての背景を黒にした、
節電仕様なるものを用意しました。
※これも4で述べたようにディスプレイによって効果が違います。なので、デフォルトはいつもどおりの仕様にして、切り替えてもらう形にしています。
切り替えるときは、上部ナビゲーションより「
節電仕様に切り替える」をクリックして切り替えてください。
「節電仕様」というネーミングについては、多少誤解を生むことがあるかもしれませんが、「黒モード」とか「白モード」とかいまいちぱっとしないので、「節電仕様」「通常仕様」と分けることにしました。
あくまでもどの環境でも節電できるわけではないということをご了承くださいw
いままでのものは、節電をやろうとおもった人が自分でやることでしたが、これは自分のサイトを見た人が自然に節電することになります。
背景色と文字色を変えたスタイルシートを用意し、
styleswicherなどを使って切り替えることができます。
自分の使っているディスプレイはなんだかわからないけどとりあえず節電したいという方には、黒モード
自分の使っているディスプレイがLCDのTNという駆動方式だとわかっている方は白モード
というようにスタイルを黒と白2つ用意して閲覧者自身で切り替えてもらうような形にすればいいとおもいます。
スタイルシートの知識がある方は、この際やってみてはいかがでしょうか。
6. 電源を切るぐだぐだ書いてたら、項目分けして書こうと思ってたことも一緒に書いてて、一気に書くことなくなりましたwww
究極論はこれですね。
こまめに電源を切りましょう。使わないのが一番です。
こんなときですから、ようもなしに、PCをつけてその前に常駐している必要もありません。
どうしても暇だという方で、PCしかやることないといった方は、携帯ゲーム機でゲームをしましょう。
DSやPSPはとても消費電力が低いです。ステレオの待機電力ほどしか電力を使いませんw
PCいちいち起動したり落としたりするのが面倒だとか言うのはなしにしてほしいところですが、どうしてもという場合は、一体型じゃないならせめて退席時にディスプレイの電源切るとか、スピーカーの電源切るとかぐらいはやってほしいです。
追記:ノートPCや一体型PCのディスプレイをOffにするには?

普通のデスクトップPCであれば、ディスプレイの電源ボタンを推すだけで、ディスプレイOffにすることができます。
しかし、ノートPCや一体型デスクトップPCは基本的に、3に関連するWindowsの電源設定で、無操作の時間で設定するしかありません。
そんなPCの為に、Turn off LCDというソフトが有ります。
Turn off your notebook LCD with one-click | Redmond Pie
使い方は簡単。
上記サイトの中にある、Click here downloadからダウンロード→解凍し、ダブルクリックで実行するだけ。
すると画面が消え、ディスプレイがOff(正確に言うとスリープ状態)になります。
もっと、簡単にアクセスするためには、ショートカットをデスクトップにつくるか、面倒とか分からないとか言う場合は、Turn Off LCDをそのままデスクトップに持ってきてもいいです。
簡単ですのでノートPC・一体型デスクトップPCユーザーの方は是非試してみてください。
※『
【節電】ノートPCや一体型PCのディスプレイをOffにするには?【ヤシマ作戦】』の引用です。
以上ですがPCユーザーにできることでした。
とりあえず思いついたのだけ書きましたが、またなんか思いついたら追記しようと思いますw
ちなみにデスクトップを黒くするとか、自分のサイトを黒くするとかいったやつは、若干強引でしたが、なにせLCDだと白のほうが省電力の場合があると知ったのは、記事を書いてる途中だったのでねww
もう節電仕様を含んだ新テンプレートを6時間かけて完成させた後だったのでw
まあ、節電仕様とかいっといて逆効果だったら困りますが、そうではなくLCDでは、依存しないか、ときには節電になるということだったので、まあまあいいじゃないかと、そのまま公開したわけです。
ともかく、できることはやりましょうw
画像ソース:
ヤシマ作戦 - 特務機関NERV
「save energy」/「リンバンテイデン」のイラスト [pixiv]